自由花 龍生派では上級から一級研究会まで毎月研究会があります。 一級研究会は、あらかじめ毎月のテーマが出題され、それに沿っていけた作品です。 植物の新しい貌を発見し、表現できるよう研鑽を重ねています。 自由花一級研究会作品「新春の花」花材 松 ボケ 研究会会場に花屋さんが持ってきた一本の松。太い幹の一部を切り取って変形花器に入れてみた。赤い木瓜(ボケ)の枝を添えて!自由花一級研究会作品 「新春の花」花材 ほうき草 赤 白 漂白ほうき草と赤く着色したほうき草を折って伊吹を中心にアーチを作りました。自由花一級研究会作品 新春の花 花材 大王松 木瓜〈ボケ〉大王松の枝を持ってみると横の線がとても綺麗木瓜の枝を組んで(剣山無)大王松えお立てた。自由花一級研究会作品「草花を主材として」花材 チューリップ 青文字の枝チューリップは花入れの中に横ざまに入れて茎の曲がりを意図的に出して置いた。 水盤に組んだ枝の間からグニューッ伸び出してきた様を表現してみた。家で遊び心で生けた作品花材 チューリップ(フレミングパロット) 器からころころと遊びながら流れ出てくるようなイメージでいけました。自由花一級研究会作品「草花を主事として」花材 カラスのえんどう 雪柳の枝 春になると、可愛いエンドウ豆のミニチュア版ともいうべきカラスのエンドウが足元に咲いている。 細い茎、小さな花や葉。透明感を出したくて、ガラス器に立てた。剣山を使わずに、雪柳の枝を組んで立てた。エンドウ豆の種は黒くカラスの足みたいです。自由花一級研究会作品 複数の器を使用して花材 ブルビネラ 水盤に鉢を入れて複数にしています。水盤の縁から鉢の内側に茎のバネを利用して留めています(剣山無し)自由花一級研究会作品「非植物を使って」花材 木五倍子(キブシ)椿 漬物石 木五倍子の先のうねりを取り出そうと色々な非植物とかかり合わせてのですが上手くいかず、研究会当日の朝、白菜の漬物の石を水盤に入れてみました。自由花一級研究会作品 「花木ものを主材として」 花材 青文字青文字の茎は黒く、思いのほか柔らかかったので、撓めて丸めて水盤の中に入れてみた。枝と青い蕾の対比。自由花一級研究会作品「花木ものを主材として」花材 ミモザアカシア スイートピー 水盤の縁を使ってミモザアカシアをたちあげました。スイートピーを添えて。自由花一級研究会作品「花木ものを主材として」花材 ミモザアカシア しだれ柳 チューリップ ミモザアカシアの花と葉のマッス、しだれ柳のバネを使って剣山無しでいけました。チューリップを添えて。自由花一級研究会作品「花木ものを主材として」花材 木瓜(ボケ)グロリオサ 枝のカーブが美しく、上部の枝の広がりを生かしました。グロリオサを添えて。下部には曲がったボケの枝と、グロリオサの茎で変化を付けました。自由花一級研究会作品 「水盤又は鉢をを使って(剣山無)花材 藤ずる サンキライ 藤ずるの葉を取り、蔓を丸めるように水盤に入れると茎の交差の面白さが捉えられた。屈曲した蔓を立ち上げるとさらに面白さが増した。自由花一級研究会作品 花材 モミジ デルフィニウム家の庭のモミジです。 放射状に広がるモミジの枝。 ぶるーのガラス器に三本入れています。枝先の葉を扇型に広がるようにたくさんの葉をカットしました。逆Vの枝で全てを止めています。自由花一級研究会作品「水ものをしゅざいとして」花材 花菖蒲 柳まき蔓 花菖蒲の葉の勢いを見せたくてガラス器に入れました。花首のチョット曲がって花を添えて。ほどいた柳巻きずるの曲線で柔らかいニュアンスを与えて。自由花一級研究会作品「水の効果を考えて」花材 えのころ草 エノコログサの細い茎と穂の部分を立体的に重ねていった。水との関連も考慮しながら!自由花一級研究会作品「水盤又は鉢(剣山を使用しない)花材 スネークアリューム ホース(透明) うねるようなスネークアリュームを細いビニールホースで繋いで絡めて複雑な線を、まださいていない丸い小さな花が、スネークのように見えるかな!自由花一級研究会作品 椿を主材として 花器 陶 花材 椿かなり大きな作品です。立ち上がりの太い枝と枝先の細い表象のある枝の対比を表現しました。葉のカットはかなりしたつもりでしたが足りなかったようです。上野科学博物館 特別企画flower出品作品花材 ハンギングヘリコニア アロエ ハトメ バックライト席 肉厚のアロエの葉にハトメを打って変化を出しています。立ち上がったヘリコニアから下垂する花序がアロエに吸収されるようなイメージで制作しました。自由花一級研究会作品 「ガラス又はガラス器を使用して」花材 アロエ ガラス ヘリコニア アロエのうねった葉を立てたいと思いました。ガラスの破片と共に微妙に立っています。ヘリコニアで変化をつけて。自由花一級研究会作品 水盤又は鉢(剣山を)使用しない花材 カラジューム(赤)風船 カラジュームの葉の裏側の葉脈は血管のイメージ、さらに茎も赤くて、風船に赤を送り込むようなイメージで制作しました。自由花一級研究会作品 水盤又は鉢(剣山を)使用しない横から見た作品です。 剣山が使用できないので、水盤の縁と風船で突っ張るようにしています。自由花一級研究会作品 水の効果を考えて 花材 冬瓜 さやえんどうの蔓冬瓜を薄く切って大きな鉢に浮かせました。そのまま浮かせたのでは重なってしまうので、ガラス片を重ねています。えんどう豆の蔓で動きを出してみました。冬瓜の種が透き通るように美しいです。自由花一級研究会作品 花材 ススキ 洋種ヤマゴボウ野すすきを空き地で取って そばにあった洋種ヤマゴボウもゲットしてきました。この日の花材費は0円。そして評価は「佳作」良い一日でした。自由花一級研究会作品 「すすきの類を使って」花材 野ススキ 檜扇スイセン 枯れ枝 スーッと立ち上げたススキの直線、垂れ下がる葉の曲線。パイプ状の花器の空間と花材で出来た空間を意識していけました。自由花一級研究会作品「すすきの類を主材として」花材 西蛮モロコシ 根っこごと取ってきた西蛮モロコシ。根を組んで立てています。かなり大な作品です。自由花一級研究会作品「五種類以上の花材を使っていける」花材 洋種ヤマゴボウ エレムレス 谷渡り トルコキキョウ ナズナ 洋種ヤマゴボウの葉を省略して谷渡りとエレムレスを中止に立て、紫のトルコキキョウをアクセントに、ナズナは数合わせになってしまいました。自由花一級研究会作品 長瓶を使って 花材 浜木綿 洋種ヤマゴボウ長ーい浜木綿の葉の先を少し撓めると、スピード感が出てきた。洋種ヤマゴボウの細い茎を絡めてみた。一級研究会研究会作品 「乾燥素材を主材にして」花材 石化月見草(枯)アンスリューム 横に長ーい花器を二つ繋げて、横長の作品。面白く石化した月見草と花器との空間を捉えた。自由花一級研究会作品「乾燥素材を主材として」花材 アカザ グロリオサ 近所の空き地の雑草の中に紅葉したアカザ発見。立ち上げた長いアカザに枝を差し込んでいった。グロリオサを添えて。自由花一級研究会作品「柳の類をしゅざいとして」花材 しだれ柳 水仙 花一輪屈折した柳の枝と、しなやかな細枝の対比を表現したいと思い、扁平なガラス器に丸めて入れてみた。水仙の花一輪を添えて!自由花一級研究会作品 「柳の類を主材として」花材 しだれ柳 オンシジューム 枝垂れ柳の枝をスーッと立ち上げ、上部で枝が弧を描くようにからめて変化を付けました。オンシジュームを添えて。