自由花
龍生派では上級から一級研究会まで毎月研究会があります。
一級研究会は、あらかじめ毎月のテーマが出題され、それに沿っていけた作品です。
植物の新しい貌を発見し、表現できるよう研鑽を重ねています。

自由花一級研究会作品「草花を主材として」
花材 チューリップ
青文字の枝チューリップは花入れの中に横ざまに入れて茎の曲がりを意図的に出して置いた。
水盤に組んだ枝の間からグニューッ伸び出してきた様を表現してみた。

自由花一級研究会作品「草花を主事として」
花材 カラスのえんどう 雪柳の枝
春になると、可愛いエンドウ豆のミニチュア版ともいうべきカラスのエンドウが足元に咲いている。
細い茎、小さな花や葉。透明感を出したくて、ガラス器に立てた。剣山を使わずに、雪柳の枝を組んで立てた。エンドウ豆の種は黒くカラスの足みたいです。
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自由花一級研究会作品「非植物を使って」
花材 木五倍子(キブシ)椿 漬物石
木五倍子の先のうねりを取り出そうと色々な非植物とかかり合わせてのですが上手くいかず、研究会当日の朝、白菜の漬物の石を水盤に入れてみました。
グロリオサ_0001-e1621762160178/1767185342.jpg)
自由花一級研究会作品「花木ものを主材として」
花材 木瓜(ボケ)グロリオサ
枝のカーブが美しく、上部の枝の広がりを生かしました。グロリオサを添えて。下部には曲がったボケの枝と、グロリオサの茎で変化を付けました。

自由花一級研究会作品 「水盤又は鉢をを使って(剣山無)
花材 藤ずる サンキライ
藤ずるの葉を取り、蔓を丸めるように水盤に入れると茎の交差の面白さが捉えられた。屈曲した蔓を立ち上げるとさらに面白さが増した。

自由花一級研究会作品
花材 モミジ
デルフィニウム
家の庭のモミジです。
放射状に広がるモミジの枝。
ぶるーのガラス器に三本入れています。枝先の葉を扇型に広がるようにたくさんの葉をカットしました。逆Vの枝で全てを止めています。

自由花一級研究会作品「水ものをしゅざいとして」
花材 花菖蒲 柳まき蔓
花菖蒲の葉の勢いを見せたくてガラス器に入れました。花首のチョット曲がって花を添えて。ほどいた柳巻きずるの曲線で柔らかいニュアンスを与えて。
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自由花一級研究会作品「水盤又は鉢(剣山を使用しない)
花材 スネークアリューム ホース(透明)
うねるようなスネークアリュームを細いビニールホースで繋いで絡めて複雑な線を、まださいていない丸い小さな花が、スネークのように見えるかな!

自由花一級研究会作品
椿を主材として
花器 陶
花材 椿
かなり大きな作品です。立ち上がりの太い枝と枝先の細い表象のある枝の対比を表現しました。葉のカットはかなりしたつもりでしたが足りなかったようです。

上野科学博物館
特別企画flower出品作品
花材 ハンギングヘリコニア アロエ ハトメ
バックライト席
肉厚のアロエの葉にハトメを打って変化を出しています。立ち上がったヘリコニアから下垂する花序がアロエに吸収されるようなイメージで制作しました。

自由花一級研究会作品
水の効果を考えて
花材 冬瓜 さやえんどうの蔓
冬瓜を薄く切って大きな鉢に浮かせました。そのまま浮かせたのでは重なってしまうので、ガラス片を重ねています。えんどう豆の蔓で動きを出してみました。冬瓜の種が透き通るように美しいです。